聴き終えて率直な感想はPOPで良い!その一言に尽きるんですが、各パートに焦点を当てながら再度聴いてみると、それぞれの個性が強く、その個性が融合されてるのに気付きます。
ギターリストが歌う歌は、表現の一つとしての歌という印象が強く、耳馴染みしないことが多いんですが、Die君の歌は凄く自然でボーカリスト然としていて心地が良く、そこに中村中さんの歌が重なると説得力が増し、よりパワフルになり圧倒されます。
楽曲の多くに90年代のエッセンスが散りばめられていてクラシカルな感触がありつつ、懐かしい言葉で言うとデジロックを本気で楽しんでるって感じがしました。
最近では珍しく13曲収録というボリューム満点なアルバムなのですが、アレンジも相当練られてるのであっという間に聴けてしまいました。
歌が全面的にフィーチャーされている印象ですが、ギター&ベースの印象的なフレーズに心を寄せながら聴いてみるとより一層楽しめるアルバムだと思います。
ライブで盛り上がりそうな曲が多いのでライブも楽しみです。
TERU (GLAY)
http://www.glay.co.jp/