01.アンド・アイ・ラブ・ユー・ソー 今回は、日本にも親しまれた海外の懐かしいメロディの中から、私の大好きな歌を選んでレコーディングしました。この曲は、シンガー・ソングライターのドン・マクリーンが1970年に発表し、ペリー・コモやエルヴィス・プレスリーの歌でも知られています。ヘッドフォンで聴いていると、周りの景色が浮かんでくるようなアレンジメント。それともあなたは映画の主人公になった気分かしら~
02.ケ・セラ・セラ 1956年公開のヒッチコック映画「知りすぎていた男」で主演女優のドリス・デイが劇中で歌い世界中に知られた曲。人生なるようになる。少女だった自分が人生に夢と希望を抱いてQue será será… 未来は私達に見えるものではないのよ。Que será será…
03.青いカナリア ダイナ・ショアが歌った1952年のヒットソング。青い鳥は空を飛ぶ、そして素敵な歌を歌ってくれます。ちょっと ブルージーなメロディ、皆さんもご一緒に…
04. ほほにかかる涙 1964年ボビー・ソロが歌ったサンレモ音楽祭の入賞曲。イタリアで初のミリオンセラーになったそうです。名曲ですね。
05.G.I.ブルース 人気絶頂の時に兵役に就いたエルヴィス・プレスリーが、除隊後の1960年に主演した同名映画の主題歌。私の母はこの曲を聴いていると身体が動いてくるようです。昔よく踊ったわ、と言って… いい時代だったのね。羨ましい限りです。
06.サマータイム 1935年ガーシュウィンがオペラ「ポギーとベス」のために書いた子守歌で、今でも世界中で歌われています。この歌には不思議な哀しさを感じます。ステージでも心を委ねて歌ってしまうのです。
07.ユーブ・チェンジド ジャズを聴き始めた頃、初めてビリーホリデーの歌を聴き、惹きつけられたことを今でも鮮明に憶えています。そして中でもこの曲が大好きでした。いつまでも歌っていたい歌ですね。
08. あなたなしでは 1 9 4 2 年のミュージカル「アイスランド」のために書かれた曲。ジャズのスタンダードナンバーとして今でもよく演奏されます。アレンジをしてくれたパウロ・ジョビンさんにとって、この曲はお父さんのアントニオ・カルロス・ジョビンさんが亡くなる前、最後にニューヨークのアパートで一緒に演奏した思い出の曲だそうです。あなたはとても大切な人…
09.テイク・ファイブ デイブ・ブルーベック・カルテットが1959年に発表した誰もが知っているジャズの名曲の1つですね。作曲はこのグループのアルトサックス奏者、ポール・デスモンド。普通拍子は4 拍子、3 拍子、2拍子等が一般的ですけれど、この曲は5拍子なのです。皆さんも数えてみてください。1, 2, 3, 4, 5, 1, 2, 3, 4, 5…
10.監獄ロック この曲を聴けばまさに“キング・オブ・ロック”エルヴィスを思い出すでしょう。これも彼が1 9 5 7 年に主演した同名映画の主題歌です。バックボーカルの男性陣と共に生まれて初めてロックしてみました。ロックって楽しいんですね。もうボサノバなんて言ってられないわ。
11.雨にぬれても 1969年公開の映画「明日に向かって撃て」の挿入歌としてB.J.トーマスが歌って世界中でヒットしました。作曲したバート・バカラックさんのバックミュージシャンでもあるビル・カントスさんは、今回ちょっとレゲエ風にアレンジしてくれました。
12.愛の喜び フランスの作曲家マルティーニの有名な歌曲。私は水谷 豊さん主演の映画「王妃の館」のエンディング曲としてマリオ・アジネーさんのオーケストレーションでレコーディングしました。とても古い楽曲なのに今の時代にもぴったりですね。