光進丸一年祭のご報告
昨年4月1日に起きました加山の愛艇「光進丸」の火災より一年が経った本日、西伊豆町の安良里港にて一年祭を執り行いました。
消火の際にご尽力頂いた皆様や、地元の皆様にご参列頂き、長きに渡り加山を支えた光進丸をしのんで、鎮魂の祈りをささげました。
ここにご心配、ご迷惑をおかけした皆様に報告をさせていただきます。
株式会社 加山プロモーション
戦後の物のない時代に海に出れば幸せがありました。
14歳の時、自分で作ったカヌーで初めて「烏帽子岩」に行った時には
海から陸を見て、ものすごく感動したことを今でもよく覚えています。
海が好きな僕にとっては「船=夢」でした。その夢の象徴とも言えたのが「光進丸」だったんだと思います。
自分に与えられた試練、この火災には何か意味があったんじゃないかと思うようになりました。
自分の幸せのため、楽しみのために頑張ってきた人生ですが、80歳を超えてもなお
たくさんのお仕事をさせていただける、自分の歌を聞いてもらうことで誰かが幸せに思ってくれる、こんなに嬉しいことはありません。
今、自分の役割を考えますと、誰かのために歌を歌い続けることなんだと思います。
すでに発表されておりますが、海からの恩恵をたくさん頂いてきた自分ですので、
基金を立ち上げ、海を知っていただき、海をきれいにする活動を始めました。
皆様のご理解とご協力を頂きたいと思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
加山雄三