浜端君の声を聞いた時に、一番驚いたのが今の時代にはないダイナミックな声量です。
プロデュースを依頼された時に、とにかくこの「ダイナミックな声量」を最大限に活かしたいと思いました。
古き良き昭和の男性歌手が持っていたような、郷愁感と、男らしさ、包容力、それを浜端君は持ち合わせていると思います。
「カーテンコール」のデモができた時に、既に“スタンダード感”を感じるぐらい、彼は才能を発揮しました。
そして、世に出たらこの曲は日本国民のスタンダード曲になるんじゃないかと、心震えました。
僕は、「シンガーソングライター浜端ヨウヘイ」ではなく、「男性ボーカリスト浜端ヨウヘイ」こそが、彼への最高の賛辞であり、ピッタリの称号だと確信しました。
ギターとピアノは浜端君、ドラムは島村英二、ベースは高水健司というレジェンドのお二人が、いぶし銀のリズムを奏でてくれています。
そして、桑山哲也さん、榎戸崇浩さんが壮大なストリングスをアレンジしてくれています。